正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

最初から、怪しいんです→5個目

この問題はずっと棚上げ状態でしたが、日蓮書物の中にはこんなものも見つかります。

薬王品の弥陀は爾前迹門の弥陀に非ず。名同体異是なり。無量義経に云はく「言辞是一にして而も義は別異なり」云云。妙楽云はく「須臾も観経等を指さざるなり」と。一切之を以て知るべし。(建治五年・其中衆生御書)

 これは健治年間ですから、もう少し後ですね。すこし冷静になって考えたんでしょう。でも理屈はむちゃです。だって「爾前迹門の弥陀に非ず。名同体異」っておかしいでしょう。

しかも「名同体異」無量義経や妙楽の言う所とどう違うのかは「之を以て知るべし」だけでは、不親切です。

名前は一緒だけど法華経薬王品の弥陀は、違う弥陀だって言うんですね。その背景には自己理論の破綻がかいま見えるからですね。

つまり、法華経薬王菩薩本事品で女性の阿弥陀如来西方浄土往生が肯定されれば、日蓮の念仏無間地獄は成立しない。そして、法華と念仏を両方信仰してても薬王菩薩本事品を信じていれば、地獄ではなく浄土に行くことになる。

これ、マズイですね。法華経の中で矛盾することを説いていたんですからね。それで後世の教団も悩ましいことを理解しててこういうことを言ってます。

「いずれにせよ、成仏を許されなかった女人が、法華経に至って初めて許されたことに大きな意義があるのです。

浄土宗の依経となっている阿弥陀経真言宗の依経である大日経などには、女人の成仏が説かれていないのです。

すなわち、これらの宗教には一切衆生を成仏せしめる法理も力用もないのです。(日蓮正宗・薬王品得意抄解説)」

 これ全然解説になってないです、即身成仏は真言宗が言い出した理論で、そこには女性も含まれるし、浄土三部経で説く所は女性が向こうに往生したら、性差はなくなり、確実に成仏するので、説いてないとは言えないですね。

困りましたね、正宗系教団の向こうずねの傷。