正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

最初から、怪しいんです→3個目

天台大師は六即で修行の過程を決めましたが、大乗仏教では普通は五十二の段階。

十信、十住、十行、十回向、十地、等覚、妙覚が、それです。足して五十二。

最高のさとりである妙覚を仏といいますけど、ここに至った人は釈迦以外は皆無で、経典には、この五十二の悟りの段階を経て仏になるには、三大阿僧祇劫の長い時間かかると説かれています。

その内訳は一位から四十一位までに第一大阿僧祇劫、四十一位から四十八位までに第二阿僧祇劫、四十八位から五十二位の仏覚になるまで第三大阿僧祇劫。

そしてこの段階を登った人で最高位は八宗の祖師と言われる龍樹菩薩や無著菩薩でさえ、四十一位の初地までだったようです。

これに天台の最終をはめると五十二位の最初の門、十信位の下位の五品弟子位までしか悟れなかったので、十住、十行、十回向、十地の四十段を経て、等覚、妙覚に至ろうとすれば、どれほどの時間がかかるか・・・まだまだ全然ダメポな状態。

こういう条件を横っ飛びに生まれたのが、このシャバではなく別の次元にエスケープして修行する阿弥陀如来の住む浄土です。

ここへ往生して邪魔するもののいない所で禅定を完成して妙覚位を得ようという経典が浄土三部経のエッセンスなのですが、法華経にも薬王菩薩品に女性の人が阿弥陀如来の浄土に往生することが約束されてます。

もし女人がこの薬王菩薩本事品を聞いて 信じれば、女人としての最後の生となるであろう。

もし末法の世に、女人がこの経を聞きその教えの通りに修行すれば、命尽きてのち、 阿弥陀仏の世界に行き、菩薩たちに囲まれ、蓮華の法座の上に生まれるだろう。

愛欲、怒り、愚痴に悩まされず、また自惚れ、嫉妬 にも囚われず、菩薩の神通力と不生不死の法を得るだろう。

眼は清浄になるだろう。この清浄な眼で七十二のガンジス川の砂の数 に等しい仏を見るだろう。諸仏は最高の賛辞を以って賞賛するだろう。(薬王菩薩本事品第二十三) 

天台大師が臨終に観無量寿経法華経と読誦させたのは、こういう経典の背景が有ったからですね。

薬王品の上の箇所は日蓮さんは無視してませんが、しっかり説いてません。説けば自己矛盾に陥るからですね。