正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

こういうことはバックレる→9

如来の十号については、ローカルルールみたいなもんで、十一号もあり名目もその都度変化していると書きました。

ブッダという名称についても「真のバラモン」「ヴェーダの達人」「目覚めた人」等と呼んでいる所もあり、仏教だけでの呼称ではなく、ジャイナ教でも解脱し悟りを開き、聖者のことをブッダと、バラモン(現ヒンドゥー教)と同じ呼称で呼んでいることが確認されます。


むろん仏教が広まるに連れて呼び方も幅が広がり、そこで如来十号(もしくは十一号)も認知・定着はしていなかったと考えられます。

ざっと大乗仏教勃興以前の呼称を集めてみますと、以下のようになります。

1.阿羅漢 → 貪尽・瞋尽・癡尽の者
2.三摩三仏陀 → 先覚者  
3.明行足 → 四禅三明六通の者
4.善逝 → 貪尽不生・瞋尽不生・癡尽不生の者
5.世間解 → 五蘊などの世間法の熟知者
6.無上士 → 如来・阿羅漢・三摩三仏陀
7.調御丈夫 → 有学を順序よく学ばせて行く者
8.天人師 → 神々と人々の師
9.仏陀 → 独力で覚った者
10.先生 → バガヴァント 
00.如来 → その通りに覚り、語り、行い、実現する者

先の記事に入っていない呼称は「仏世尊・阿羅漢・応供(おうぐ)」がありませんので、これらを加えると如来十三号になります。 

称号だけ呼ぶ場合は、世尊、仏陀、ブッダ、如来とも略しますが、ちなみに大乗仏教が興った以後の仏教では、仏陀・世尊・如来釈迦牟尼だけを指す言葉でなくなっています。

特に浄土真宗や真言密教では、如来というと阿弥陀如来大日如来を指すことの法が多いですね。

法華経では久遠実成の釈迦牟尼仏とか言いますが、実在した釈迦とはなんの関係もなく 、大日如来阿弥陀仏と同じ経典上の仏格で、超人のような存在です。

日蓮の文書で大日如来などを劫・国・名号は?と書いてますが、それは思いっきりブーメランで、久遠実成の釈迦如来などは実在の釈迦とは関係はありません。