正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

カルトの総本山:3

日蓮正宗は、自分ところだけが正しいという唯我独尊タイプなので、社会性もないですが自宗に客観性もなく時々ツッコミを入れたくなる説法や談話記事が多いのですが、以下は秀逸です。

去ぬる建長五年太歳癸丑四月二十八日に、安房国長狭郡の内、東条の郷、今は郡なり。天照太神の御くりや、右大将家の立て始め給ひし日本第二のみくりや、今は日本第一なり。此の郡の内清澄寺と申す寺の諸仏坊の持仏堂の南面にして、午の時に此の法門申しはじめて今に二十七年、弘安二年太歳己卯なり。(聖人御難事・弘安二年|真蹟)

この日蓮の手紙について、大石寺六十七世日顕という人が昭和58年の本山行事・霊宝虫払大法会の講義で説法されたらしいです。これが笑えます。

「みくりや(厨)」とは、天照太神等に供えるものを献上するために建てられたものである。ここで敢えて「今は日本第一」といわれたのは妙法の法味を捧げるとの意義を含むと拝する。

また、清澄寺を立宗開教の地に選ばれたのは、一つには『清澄寺大衆中』にも拝されるように虚空蔵菩薩への報恩、もう一つには師匠である道善房への報恩と考えられる。(霊宝虫払大法会説法。大日蓮

 この虚空蔵菩薩というのは密教で出てくる菩薩でなぜ報恩かというと、虚空蔵菩薩求聞持法をこの寺で日蓮が若いころに修したからです。

虚空蔵菩薩眼前に高僧とならせ給ひて明星の如くなる智慧の宝珠を授けさせ給ひき(善無畏三蔵抄)」

虚空蔵菩薩求聞持法は空海室戸岬の洞窟の御厨人窟に籠もって霊験を得たと言われている経典ですが、この密教修法で日蓮は何かを得たのに諸遺文で密教を罵倒しています。

しかもこの経典の訳者は善無畏三蔵と言われており、この善無畏も上記の手紙に書いていながら信用ならない僧と罵倒しています。
信用ならない経典を使って日蓮も霊験を得たらしい、であるのに大元の密教を否定するのですから、その大元の経典は一体何だった?となります。これでは学者間で糖質といわれても仕方ないですね。

それにしてもこの講義をしている坊さんや聴講している人は何も感じなかったんでしょうか?
このあたりがこの宗派のカルトたる所以です。