正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

破戒の坊さん考・2

ちょっと詳しい話になりますが、戒律についての詳細です。

『戒(シーラ)』とは個人が自分で守ることを誓う内的な倫理規範であり、『律(ヴィナヤ)』とは違反に罰則を伴う僧侶集団(サンガ)の規則であるが、日本の古代仏教で尊重された戒律の原典は『四分律(しぶんりつ)』と『梵網経(ぼんもうきょう)』である。

『四分律』では男性の比丘(びく)に250戒、女性の比丘尼(びくに)に348戒もの信仰・修行の生活に関わる細かな禁止事項が授戒される。女性の僧侶のほうが戒が多いのだが、これは、女性のほうが罪深く煩悩が多いという古代インドにおける女性差別の名残とされる。(松尾剛次・破戒と男色の仏教史)

 こういう初期仏教の定めていた戒律をあっさりと違反する裏付けを大乗系は「空」の思想に依ったわけですが、日本では更に進んで輸入元の中国でも妻帯は行われていないのに、中世の時代から乱れに乱れて、いまや台湾などのアジア仏教圏では日本の妻帯僧の事を花和尚と呼んでバカにしています。

「花」は「play boy(花花公子)」の意味で台湾は大乗系の仏教が大多数を占め、日本のように大乗だからなんでも良いではなく、僧侶は戒律を守ることにとても厳しくて命のあるもの(肉、魚等)を食べてはいけません、お酒を飲んではいけません、女性を囲むことも近くに寄ることもいけません。という事を未だに守っています。

であるのに日本の仏教僧は妻帯・肉食しているので、「花和尚」という陰口がよく聞かれます。海外の仏教徒は仏教僧は基本的に「出家」であり、基本的な戒律を守るのは当たり前だと考えていますから日本の仏教僧の常態は、あちらの常識では異常なのです。