正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

破戒の坊さん考・6

前回の金剛宝器戒ですが、日蓮正宗サイトには以下のように説明されています。

金剛宝器戒とは、寿(じゅ)量(りょう)文底(もんてい)本因(ほんにん)下(げ)種(しゅ)仏法における妙法の御本尊を受持する戒法をいいます。金剛宝器とは、土で作った瓦器(ごき)(小(しょう)乗(じょう)の戒)や、金銀で作った金銀器(権(ごん)大(だい)乗(じょう)の戒)に対し、金剛=ダイヤモンドを磨いて作られた不壊(ふえ)の器のことをいうのです。(日蓮正宗サイト・大白法・平成18年2月16日)

この名称ですが、天台、浄土宗の円頓戒は究極の戒体をいい、戒体が行者を導く役目をします、一度下されると壊れないそういう戒法です。だから金剛宝戒とも呼ばれます。

●小乗の戒は瓦器戒
小乗の戒には、在家の守るべき五戒、八斎(はっさい)戒、沙弥(しゃみ)の十戒、比丘(びく)の二百五十戒、比丘尼(びくに)の五百戒などがあります。しかし、それらの小乗の戒は尽形寿(じんぎょうじゅ)といって、その戒の功徳が続くのは今世の身体と寿命のあるうちだけなのです。
これについて伝教大師は『一心金剛戒体秘決』に、

「二乗の戒(中略)譬へば、瓦器の若(も)し完(まった)けれども則ち用卑(いやし)く、若し破れば則ち永く失うが如し」(伝教大師全集一巻 四八六頁)

と述べ、小乗の戒を瓦器、つまり土で作った器が壊れて形を失ったならば永久に用をなさないことに譬えています。これは小乗の戒を受けるとき、受戒者は一往、戒の功徳を得るのですが、それが及ぶのは今世一生に限るので、一生が尽きれば戒の功徳もそのまま失われるということです。(同サイトから引用)

 大きな誤解は最澄が偽経ベースで組み立てたことが抜けています。そして小乗とココには書かれていますが、こういう言い方は差別に当たるということで近年使用されていません。初期仏教、もしくは釈迦滅100年を過ぎておれば、上座部とか言います。
これは初期仏教から部派が分裂した教団ですが、それぞれ長老が口伝読誦の形態で戒律と教えを維持している状態を言います。
そののち勃興した大乗では、自分たちの優位を示すために小乗を蔑んだのですが、初期の大乗経典の多くの教えは、阿含部などの口伝から引用しています。