正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

釈迦滅から弥勒の間

釈尊が入滅して56億7千万年経つと弥勒菩薩が弥勒仏となってその世に出現される。それまでの末法では無仏の時代が続くので、憐れみに思って、その世界を次の仏に代って一切衆生を導くようにと釈尊より委嘱されたのが、地蔵菩薩である。

日蓮系でも地蔵信仰を勧奨しているところがありますが、日蓮正宗では完璧に否定されてます。

地蔵信仰、仏教を装っているが、その基とされる経典(『地蔵菩薩発心因縁十王経』『延命地蔵菩薩経』)は昔から偽経とされており、仏教とは何の関係もない。

これは、中国の民間で「釈尊滅後、六道の衆生を救う菩薩」として信仰されたものが、日本に伝わり、やがて僧形をした石仏の形となって、日本中に広まっていったものである。

このような偽の菩薩を信仰することは、仏の御化導を惑乱する謗法(ほうぼう)行為であり、災いのもととなる。(日蓮正宗でご先祖様の御回向を致しましょう)

偽経は法華三部経無量義経も大乗涅槃経もそれに当たるのですが、そこは無視しているようです。地蔵信仰の典拠とされた経典としては「大乗大集地蔵十輪経」(十輪経)、「地蔵菩薩本願経」(本願経)、「占察善悪業報経」(占察経)の「地蔵三経」ですけど占察経については中国で作られた偽経の疑いが持たれていることがわかっているだけです。

それ以外の経典はいずれも7世紀頃,中国の唐時代に翻訳されており,この頃に中国における地蔵信仰が確立したそうです。この信仰は日本にも伝播して平安時代中期以降に極楽浄土の信仰が盛んとなり、末法思想が興るにつれて、地蔵は常に六道をめぐって衆生を救い、極楽に行けるように力を貸してくれると信じられました。

法華経にも地蔵は名前を変えて出てきています。

「爾の時に持地菩薩、即ち座より起って、前んで仏に白して言さく、世尊、若し衆生あって是の観世音菩薩品の自在の業・普門示現の神通力を聞かん者は、当に知るべし、是の人の功徳少からじ。仏、是の普門品を説きたもう時、衆中の八万四千の衆生、皆無等等の阿耨多羅三藐三菩提の心を発しき。」(観世音菩薩普門品) 

この中の冒頭に座より立つ持地菩薩は、六地蔵菩薩の一人です。日蓮正宗では「偽の菩薩を信仰することは、仏の御化導を惑乱する謗法(ほうぼう)行為」と断じていますが、法華経にも出ている菩薩をなんて失礼な。と思うのは私だけでなく、大昔から一定の教団では暗黙の了解だったようです。