正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

日蓮の知らない阿弥陀

日蓮さんは法華経を盲信していたので大乗仏典の読み落としが、かなりありましたが、浄土三部経以外にも阿弥陀如来は多くの大乗経典に登場します。

日蓮も既知の法華経の法師品・薬王菩薩本事品に阿弥陀如来は登場しますが、
鳩摩羅什がなぜか翻訳しなかった法華経・観世音菩薩普門品の割愛部分サンスクリット語原文においては、阿弥陀如来についてかなり詳しく言及されています。

また、仏説出生菩提心経においても阿弥陀如来の願力が言及されている。

さらにご紹介した大乗離文字普光明蔵経においても、大乗離文字普光明蔵経の持経者が阿弥陀如来の来迎を得ることが説かれ二乗や天人が歓喜しています。

『大無量寿経の教理史的研究』の著者である池本重臣氏によれば

阿弥陀仏の名義については、その原形がどうであったかは明確ではないが、原語およびその訳語からすれば、光明と寿命の無量をあらわすものである。その点からして、阿弥陀仏とは「法身仏を具象的に表はせるもの」であるとされています。

そして阿弥陀仏は一方梵の思想に辿り得べきも、其の起原と由来とは釈迦仏を中心とせる史的発展の成果なり。要するに大乗仏陀観を看却しては、到底阿弥陀仏を論ずる能はず」と書かれています。

阿弥陀仏思想の成立について、その成立地点は、中インドを含めて西北インドの地域であろうとし、その成立年代は、紀元前と推定されると書かれていますので、ほぼ大乗経典成立の時期と合致します。