正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

日本は神国:2

日蓮のハチャメチャな我田引水の神道観と仏教の歴史観が伺える遺文に「曾谷殿御返事」があります。ここでは現代の歴史から見て爆笑モノの記述が残されています。

人王第三十代欽明天王の世となりて国には先世のかいふく(恢復)うすく悪心がうじやう(強盛)の物をほく(多く)出来て善心をろか(愚か)に悪心はかしこし、外典のをしへ(教え)はあさしつみ(罪)もをもき(重き)ゆへに外典すてられ内典になりしなり、れい(例)せばもりや(守屋)は日本の天神七代・地神五代が間の百八十神をあがめたてまつりて仏教をひろめずして・もとの外典となさんといのりき(祈りき)、聖徳太子は教主釈尊を御本尊として法華経一切経をもんしよ(文書)として両方のせうぶ(勝負)ありしに・ついには神はまけ(負け)仏はかたせ(勝たせ)給いて神国はじめて仏国となりぬ、天竺・漢土の例のごとし、今此三界・皆是我有の経文あらはれさせ給うべき序なり、欽明より桓武にいたるまで二十よ(余)代・二百六十余年が間・仏を大王とし神を臣として世ををさめ(治め)給いしに仏教はすぐれ神はをとりたり(劣りたり)しかども未だよ(世)をさまる(治まる)事なし。
いかなる事にやと・うたがはりし程に桓武の御宇に伝教大師と申す聖人出来して勘えて云く神はまけ仏はかたせ給いぬ、仏は大王・神は臣かなれば上下あひついで・れいぎただしければ国中をさまる(治まる)べしと・をもふ(思う)に国のしづか(静か)ならざる事ふしん(不審)なるゆへに一切経をかんがへて候へば道理にて候けるぞ(曾谷殿御返事 )

法華経オンリーの眼で世の中や歴史を見るので、まったく事実と違うコジツケがあるのですが、例えば 物部守屋の事が書かれていますが、この方は宮廷で祭祀を司っていた方で、天皇家が日本を平定し治める前から先住民の神などを預かっていた家柄の人です。

蘇我氏との廃仏論争があった事を「日本の天神七代・地神五代が間の百八十神をあがめたてまつりて仏教をひろめずして・もとの外典となさん」日蓮は朝廷絶対の前提で書いてますが、仏教排斥は言い訳で実際は物部氏の掌握していた利権剥奪の争いです。

こういうサイトにわかりやすい概略が載っています。