正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

日本は神国:4

脱線しましたので、元に戻して日本の神は唯一絶対神的な主祭神ではなく八百万の神ということがポイントです。

日本の神の特性

① カミは唯一の存在ではなく、多数存在した。

② カミは具体的な姿・形を持たなかった。

③ カミは漂動・彷徨し、時に来臨し、カミガカリした。

④ カミはそれぞれの場所や物・事柄を領有し支配する主体であった。

⑤ カミは超人的な威力を持つ恐ろしい存在である。(「雷」「猛獣・妖怪」「山」などに共通するカミの特性)→タタル→祟る   (出典:大野晋・日本の神)

神仏習合が徹底していたために、日蓮垂迹という考えに取り憑かれていたので、神=仏や菩薩の变化、という観念から離れられなかったようですね。

◎かかる謗法の国なれば天もすてぬ。天すつ(捨つ)れば、ふるき(古き)守護の善神も、ほこら(祠)をや(焼)ひて寂光(じゃっこう)の都へかへり給いぬ(報恩抄)
◎此の国は謗法の土なれば守護の善神は法味にう(飢)へて社をすて天に上り給へば、社には悪鬼入りかはりて多くの人を導く。仏陀化をやめて寂光土へ帰り給へば、堂塔・寺社は徒(いたずら)に魔縁の栖(すみか)と成りぬ(新池御書)

①から⑤迄の特性を当てはめると、日蓮の神の観念とあまり関係しないものばかりで、仏教の法味に飢えて云々というのは、仏教側からの見解で古来の日本の神感覚からは、その年々に取れた初物を供えたり、供物を上げたりする行為はあっても、法味を食すは日本の神にはあまり関係しないですね。