正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

三昧境について

ちょっと今までの釈迦の修行を通じて出てきた修行過程を整理します。

まず、欲界・色界・無色界の三界がありました。欲界の天界に当たる六欲天とは、四王天・忉利天(三十三天ともいい、この天の主が釈提桓因、即ち帝釈天)・夜摩天・兜率天(都率天)・化楽天他化自在天です。

色界の十八天とは初禅天の梵衆天・梵輔天・大梵天、二禅天の少光天・無量光天・光音天、三禅天の少浄天・無量浄天・遍浄天、四禅天の無雲天・福生天・広果天・無想天・無煩天・無熱天・善現天・善見天・色究竟天です。  

無色界の四処は識無辺処・空無辺処・無所有処・非想非非想処(有頂天)のことです。以上が二十八天になります。これを修行過程に当てはめると以下のようになります。

仏教経典の『阿含経』(あごんきょう)では、この三昧に至る過程には、「九次第定」と数える9段階があるとされている。


★四禅(四静慮)
まず初禅から第四禅までの4段階があるとする。

●初禅(諸欲・諸不善(すなわち欲界)を離れ、尋・伺(すなわち覚・観)を伴いながらも、離による喜・楽と共にある状態。)
●第二禅(尋・伺(すなわち覚・観)が止み、内清浄による喜・楽と共にある状態。)
●第三禅(喜を捨し、正念・正見(すなわち念・慧)を得ながら、楽と共にある状態)
●第四禅(楽が止み、一切の受が捨てられた「不苦不楽」の状態)


★四無色定

続いて空無辺処、識無辺処、無所有処、非想非非想処の4段階があるとする。(釈迦がアーラーラ・カーラーマやウッダカ・ラーマ・プッタに師事して得た境地)


★滅尽定
さらに深まった状態として「心のあらゆる動きが全く止滅した状態」があるとしている。(釈迦独自の境地)


以上の過程は、欲界・色界・無色界の三界の階層構造とも対応している。上記の過程を通して、欲界(欲望を原理とする日常意識)は「散地」となる。色界は、四禅の、初禅天・第二禅天・第三禅天・第四禅天の階層に分かれてゆく。無色界は、四無色定天の、空無辺処天、識無辺処天、無所有処天、非想非非想処天の階層に分かれてゆくのである。それらは三界九地の階層をなすことになる。
釈迦の得た悟りというのは、この四無色定天をも超えた何らかの境地にあると後の人々から理解されている。仏典によれば、釈迦は出家してアーラーラ・カーラーマやウッダカ・ラーマ・プッタに師事するなどして、無所有処や非想非非想処の境地に到達したが、そこで満足せず苦行を行い、さらに苦行を捨てて新しい行法を求めた、という。(ウィキペディア・三昧)

これと大乗仏典の悟りの境地を対比してみたいと思います。