正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

浄土はどこにある?:4

極楽浄土は西の方、十万億の仏国土を過ぎた所にあります。どのような場所か、阿弥陀経というお経には次のように解説されています。

池には色々な色の蓮の花が咲き、良い香を放っている。池の底は黄金の砂で覆われている。自然や建物は黄金や七宝で出来ている。妙なる音楽が流れ、色々な鳥が美しい声で鳴いている。鳥のさえずりや、水や風の音はそのまま説法となり、極楽の人々はそれを聞いて仏を念じる。(阿弥陀経

浄土宗の西方浄土をサンプルにその荘厳さを見ましたが、他にも浄土と名のつく場所でいえば大乗仏典には沢山説かれています。四方四仏といって東西南北に仏を配してそこに浄土があるとしていますが、それは一部で以下のようになっています。

東方=薬師浄土(浄瑠璃浄土ともいう) 教主は薬師如来、信仰宗派は天台宗
   他に東方妙喜世界(教主は阿閦如来)東方宝浄世界(教主は多宝如来)がある。
南方=弥勒浄土 次の仏である弥勒菩薩、特定宗派なし
   弥勒には龍華浄土(欲天の兜率天内院もある)
西方=阿弥陀浄土 教主は阿弥陀如来、信仰宗派は浄土宗系
北方=釈迦浄土

この他に無勝荘厳国(教主は釈迦如来、信仰宗派は天台宗禅宗、遥か西の彼方の釈迦の治める、この地球ではない所にある浄土。「むしょうしょうごんこく」と読む。)

◎密厳国浄土(教主は大日如来、信仰宗派は真言宗で我々の暮らすこの地・この場所が浄土といいます。大日如来は浄土とはどこか別の場所にあるものではなく、今いるこの場所こそやがて「浄土」になりゆく場所と説く。)


◎蓮華蔵世界(教主は毘盧遮那仏、信仰宗派は華厳宗華厳経に書かれる華厳宗の絶対本尊毘盧遮那仏の浄土。ちなみに浄土宗系の宗派では、華厳蔵世界は阿弥陀如来の浄土とされる為、極楽浄土と同じ意味で使われる。)

 

日蓮系や天台宗では霊山浄土(教主は釈迦如来、仏が実際に教えを説いたインドの霊鷲山、その地こそ「浄土」とするという考えに基づいた、この世に存在する浄土。現在のインド・ビハール州にある山で、釈迦が法華経無量寿経など、重要な教えを説いた場所とされる。)

大乗仏教は、まさに浄土のデパートで、それぞれが信仰する衆生の受け皿として待っているわけです(笑)