正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

なんちゃって、の始まり。

大乗と初期仏教の一番の差異は因果の法則で、善因が善果を、悪因が苦果をもたらすという業報の観念を、回向というスーパーカードで一足飛びに他人の業報を受けられるようにしたこと。

「知恵の完成は(他の)五つの完成に先だつものだからである。アーナンダよ、お前はどう 思うか。もし施与(の功徳)が全知者性(の獲得のため)にふりむけ(廻向)ら(れるような仕 方でなさ)れないならば、それは施与の完成という名前を得るであろうか」。 アーナンダ長老は言った。
「そうではありません、世尊よ」。
世尊はお続けになった。 「アーナンダよ、(全知者性のほうへ)ふりむけられていない道徳、ふりむけられていない忍 耐、ふりむけられていない努力・ふりむけられていない瞑想について、お前はどう思うか。アー ナンダよ、お前はどう思うか。全知者性のほうへふりむけられていない知恵は、知恵の完成とい う名前を得るであろうか」。
アーナンダはお答えした。
「そうではありません、世尊よ」。
世尊はお続けになった。 「アーナンダよ、お前はどう思うか。多くの幸福の原因となる行為(善根)を、全知者性のほうへふりむけるという仕方で発展させる、その知恵は不思議ではないか」。 アーナンダはお答えした。

「そのとおりです、世尊よ。まことにそのとおりです。善く逝ける人よ。多くの幸福の原因となる行為を、全知者性のほうへふりむけるという仕方で発展させる、その知恵は不思議です。世尊 よ、その知恵は最高に不思議です」。
世尊はお続けになった。

「だから、アーナンダよ、その知恵は最高のものであるから、完成という名前を得るのである。 そして、その(知恵)によって全知者性のほうへふりむけられた多くの幸福の原因となる行為が、完成という名を得るにいたるのである」(般若経

初期大乗経典の「般若経」は、廻向の思想によって知恵の完成(般若波羅蜜)は善根という無上にして完全なさとり、すなわち全知者性(ホトケ)にいたるための原因に転換させ、他人にふりむけることができる「多くの幸福の原因となる行為を、全知者性のほうへふりむけるという仕方で発展させる、その知恵は不思議です。」このように功徳の方向転換させる「廻向」を示しました。