正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

法華の難行苦行度数

法華経といえば信じるだけで救われそうな経典とされてますけど、日本に渡ってきて様々な経典読誦・信仰の功徳を集めた「法華験記」を見ると、ちょっと引きます。

法華験記の説話集は、『法華経』を読誦、書写、講説するなど、何らかの形で信仰修行する仏教者の説話を集めたものですが、あれだけ二乗(小乗修行者)を弾呵している経典なのに法華験記では、山林において厳しい苦行に身を挺する法華経持経者が多く描かれているという点です、それは日本天台の祖・最澄も俗世と関わりを絶って比叡山に山篭りし、法華修行していたことからも丸わかりです。

仏教学者の荒井しのぶ氏によれば、中国で法華経修行する僧侶の「食」を断って、苦行をする僧が奉持する経典を調査すると、『法華経』が群を抜いて多いことが確認されるそうです。

「食」に関する苦行には種々のタイプがある。すなわち、食を完全に断つ「断食/不食」、きわめて厳格に食の摂取を制限するタイプの「断食」、 穀物の摂取を断ち、草や木の実などを食べる「断穀」、同じく草や木の実などの粗末な食を示す「蔬食」等、さらにこれらの行に種々の期間を定めるものもあれば、期間を定めず行う形、そしてまた上記の各苦行に「断塩」を伴うものもある。(法華経と苦行と滅罪・荒井しのぶ氏)

日蓮さんの言う法華経は易行というイメージと全く違いますね。 荒井氏の調査では何らかの断食を行った修行者の法華経持経者はトップだったそうです。

中国の『高僧伝』では、何らかの断食行を行った僧侶、トータル70名のうち、『法華経』が19名の僧侶の伝中にみえているのに対して、次位の般若経類は9名(その内4名は『法華経』も兼持)、3位の維摩経は7名(その内6名は『法華経』も兼持)と、著しい特徴を見せている。(同氏・同論考)

法華経がポピュラーな経典であったことは何となくわかりますけど、なんで断食なのか??わかりませんね。