正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

汎用語句として「宿●」を見る。

日蓮遺文では先の「宿因、宿縁、宿報」という言葉は意外と使われていなくて、一番多かったのが「宿縁」でした。

★宿縁でヒット(一部、他にかなり該当文あり)
「涅槃経の三十三の文を見るに設い一字一句なりと雖も此の経を信ずる者は宿縁多幸なり。 」(守護国家論

「我等は迷の凡夫なりと雖も一分の心も有り解も有り善悪も分別し折節を思知る然るに宿縁に催されて生を仏法流布の国土に受けたり」(三世諸仏総勘文教相廃立)

「かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」(寂日房御書)

「大山は頽れ設い大海は乾くとも此の罪は消え難きか、然りと雖も宿縁の催す所」(太田入道殿御返事)

 日蓮ではありませんが、日蓮正宗の二十六代日寛の解説書である観心本尊抄・文段という書物に「宿因」が出てきます。

◎「三に「其の上」の下は宿因開発の助縁を明かし、四に因に執権謗実の失を破す」(日寛・観心本尊抄文段)

 明治以前には僧侶が妻帯することは許されていませんでしたが、唯一親鸞の教団は女性問題に悩む親鸞の夢に『聖徳太子』が現れて、妻帯を許可したと言われています。その許可の文言は。

行者宿報設女犯 我成玉女身被犯 一生之間能荘厳 臨終引導生往生

もし仏教を修行中の者が、宿報で女犯するのならば、自分が玉女の身となってその妻となり、女犯の罪を犯すことはないだろう。そして一生の間、その身を飾り、死にのぞんでは極楽往生へと導くであろう。

ということで、法華験記の使用言語は結構鎌倉仏教でもポピュラーだったんですね。