正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

戒律も管理される仏教

戒律で肉食は釈迦も禁じてたのですが、托鉢行為の中で差し出されたものは拒否できないということで、自らが食するための殺生は禁じたという規範だそうです。

ところが中国や日本では僧侶の托鉢行為はまったく定着せず、教団は時の国王や朝廷に経済的に保護されることを選んだために、肉食のことも国から管理されたようです。

梁(502年 - 557年)という、中国の南北朝時代に江南に存在した王朝の記録にそういう仏教僧の実態が残されています。

武帝の「断酒肉文」(『広弘明集』収録) があげられよう。これは、肉食を禁ずる『涅槃経』に基づき、梁武帝が僧侶達 に対して肉食を避けることを要請する文書である。

ここで武帝は、出家人が師(仏陀)の『涅槃経』の教えに反して酒を飲み、魚肉を食していることは、外道や在家にも及ばないほど低劣な行いであるとして、種々のその理由を掲げて国内の僧侶の肉食飲酒を厳しく批判している幾重にも畳み掛けるように肉食禁止を訴える文面から、却って僧侶の肉食がごく一 般的に行われていたことが窺われる。

(中略)梁代ではわずかに定林寺、光宅寺などにおいてのみ断肉食に忠実だったようだ。(法華経と苦行と滅罪)

まるで日本の戦国期の織田信長の旧仏教教団に対する指摘のようですね。大乗仏教の中国・日本仏教圏ではいつの時代も、破戒坊主ばかりということですね。