正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

虚空蔵菩薩経にみる観仏

次に観虚空蔵菩薩経の懺悔による観仏を説いた箇所です。

「三十五仏救世の大悲あり。汝当に敬礼すべし。(中略)便ち空中に声有りて唱えて「罪滅す」「罪滅す」と言う。若し空に声なく毘尼を知らしむるは、夢に虚空蔵菩薩を見る。」(観虚空蔵菩薩経)

と、こちらでも懺悔に依る功徳でこちらでは虚空蔵菩薩を夢に見るということです。荒木氏はこの経典について

『観虚空蔵菩薩経』では、上記の箇所の直前で『決定毘尼(経)』を引用しているが、現存の『決定毘尼経』を見ても同じように三十五仏に対して種々清浄懺悔することによって罪を滅することができ、その時諸仏がその姿をあらわすことが述べられている。この部分は『大宝積経』の 「優波離会」、『大乗集菩薩学論』など、 他経にもあらわれており、それぞれ「懺悔によって罪が滅除され、それによって諸仏が身を現す」ことを記している。(法華経と苦行と滅罪・荒井しのぶ氏)

これらの観仏に至るまでの経典では一定の法則があり、まず諸仏の衆生への大慈悲が経典であり、過去以来の罪障を持つ修行者は、仏の知遇を在世(釈迦の時代)で得られなかった罪と福徳のなさを懺悔を専らにすることで、仏に会えると信じられていたのですね。