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正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

元ネタありき。

立正安国論の善神捨国というキーワードが、信者間では日蓮さんが法然の念仏を破折するために創唱したようなことを云いますが、実はもっと前に「摧邪輪」という華厳宗明恵上人という方が、選択集に説かれる仏道において最も大事な菩提心をも廃棄する論調に対して反論した文章に現れています。

依之減三宝、損国土。善神捨国、悪鬼入国、興三災、廃十善。(摧邪輪)

(之に依って三宝を減じ、国土を損じ、善神は国を捨て、悪鬼が国に入り、三つの災いが興り、十善は廃される)

明恵上人のはシンプルに纏められていますが、立正安国論のクドクドとした演出よりもずっとインパクトが有ります。

「世皆正に背き人悉く悪に帰す。故に善神国を捨てゝ相去り」(立正安国論

同じ趣旨を明恵上人は華厳ですので、天台宗の五時八教では、方等部に入ってしまいます。ところがこの「摧邪輪」には方等部の大集経も引用されていますので、それをそのままパクったとよく指摘されています。

ちなみに「念仏無間」の元ネタも叡山の法然弾劾の書からの引用ですww