正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

観音をどうしましょう

日蓮系で観音菩薩ってまったく無視されています。この菩薩さんはやはり阿弥陀さんの眷属脇士ですので、それを嫌っていると思いますけど、法華経には観世音菩薩普門品として一品あるんですけどね。

でも日蓮遺文にはちゃんと法華経普門品から観音菩薩の功徳を説いた文言を引用しています。

「普門品に云く「刀尋段段壊」此等の経文よも虚事にては候はじ、強盛の信力こそありがたく候へ 」(四条金吾殿御消息)

 これは刀がバラバラに折れた竜の口のことを書いていると思いますけど、この前の偈の「念彼観音力」には触れていないんです。なぜかなら口唱題目と衝突するからでしょう。

普門品にはさらに日蓮系では絶対触れない持地菩薩(じじぼさつ)がこの品にでてきます。この菩薩さんはお地蔵さまの名で親しまれている菩薩で、最後に観音菩薩に感謝の言葉を述べています。

法華経全体から見れば独立した観音菩薩が独自のチカラを誇示している経典になっていますが、それもそのはずで西暦紀元後頃に「法華経」がまとめられるときとに「観音経」はその一章(羅什訳では第二十五章)に編入され体草津が有るからですね。

それは当時のインドでは、観音信仰がとてもさかんでしたので「法華経」を信奉する人々は、これもすばらしい教えだと、その観音信仰をみずからの教説のひとつにとり入れたということが判明しています。

残念ながら羅什マンセー日蓮さんはそういう経過を知らずに、久遠実成の釈迦本意だと言いながら、この品の扱いに困りながら、「念彼観音力」や「持地菩薩」も無視して、これまたいいとこ取りしたようです。