正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

根拠の無いブラフばかり

日蓮さんの遺文に見られるさも事実のような書きぶりの以下の文章、すべてウソですからね。真に受けないようにご注意を。

四十八願付属の阿難尊者も浄土の三部経を抛て、法華経を受持して、山海恵自在通王仏と成り畢ぬ。(念仏無間地獄抄・真蹟なし)

◎阿難尊者は多聞第一の極聖、釈尊一代の説法を空に誦せし広学の智人なり。かかる極位の大阿羅漢すら尚往生成仏の望を遂げず。仏在世の祖師此くの如し。
祖師の跡を踏むべくば、三部経を抛て法華経を信じ、無上菩提を成ずべき者なり。(念仏無間地獄抄・真蹟なし)

◎「迦葉尊者と申せし人は仏についでも閻浮提第一の僧なり。俗にてをはせし時は長者にて、からを六十そのくらに金を百四十こく(石)づつ入れさせ給う。(中略)法華経にて光明如来と名をさづけられさせ給うと天台大師・文句の第一にしるされて候。」(南条殿御返事・日興写本)

◎「迦葉尊者と申せし人は仏の御弟子の中には第一にたとき(尊き)人なり、此の人の家をたづぬれば摩かだい国の尼くりだ長者の子なり(中略)此の夫婦道心を発して仏の御弟子となれり、法華経にては光明如来といはれさせ給う」(時光殿御返事・日興写本)

阿難のことは何の根拠もありません、大乗仏典に書かれた狂言回しの十大弟子のエピをなぞっているだけです。しかも法華経は世紀前後に成立した経典で阿難はその存在すら知りません。

舎利佛も大迦葉もみな各大乗経典が優れることを言いたいがためにピエロにされています。次の大迦葉こと迦葉尊者も夫婦であったとか、迦葉夫婦因緣品に記されているのでホントだと信じたのでしょうが、すべて伝承で迦葉尊者については釈迦に出会って出会うなり「私は世尊の弟子です」と一方的に宣言し、釈尊も暗にそれを認められます。そうして修行の完成に必要なことを若干示すだけの導きで、尊者もそれに答えて八日後に独力で開悟した人ということが、南伝相応部経典(パーリ語の経蔵を構成する五部に当たる)に記載されています。

おそらく仏教徒の前にバラモン修行者として相当の熟練者であったと見られています。