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正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

批判しようとして失敗の図

日蓮さんの無根拠の思い込みだけの嘘話は遺文各所で見られますが、これもその一つです。

法華経は三説に秀で一代に超ゆるといへども言説に拘はらず経文に留まらざる我等が心の本分の禅の一法には・しくべからず凡そ万法を払遣して言語の及ばざる処を禅法とは名けたり、されば跋提河の辺り沙羅林の下にして釈尊・金棺より御足を出し拈華微笑して此の法門を迦葉に付属ありしより已来・天竺二十八祖・系乱れず唐土には六祖次第に弘通せり、達磨は西天にしては二十八祖の終東土にしては六祖の始なり相伝をうしなはず教網に滞るべからず」(聖愚問答抄・文永五年|真蹟なし)

これは禅宗を否定しようとして失敗しているのですが、赤文字のところですね。 要するに棺桶から足を出しているというところです。

おそらく釈迦が金棺に身を横たえたとき、天上からはせ参じたものの間に合わなかった母(摩耶夫人)のため、神通力を用いて復活説法する場面を描いている、平安仏画の「釈迦金棺出現図」を元にしたものと思われます。

この仏画の典拠は『摩訶摩耶経 (まかまやきょう)』という経典にそういう箇所があるそうです。イエスの復活のように釈迦仏の母親・摩訶摩耶が急いで下天されたが釈迦の涅槃に間に合わず、母である摩耶夫人の強い願いに応えるため、ほんのちょっと復活して説法する場面です。

日蓮さんも禅宗を歪めるためにあの手この手ですが、まずこの『摩訶摩耶経』は中国で撰述された偽経であることが確定しています。日蓮さんは大梵天王問仏決疑経は偽経だと別の遺文では弾劾していながら、こちらでは禅宗批判のために偽経ベースで話をすすめるというあの手この手です。

ちなみに「お墓」や「霊園」というものはないインドで金棺って・・(笑)インドに残された釈迦の壁面の彫刻には棺は白檀製と言われ、のちに鉄棺→金棺と変遷したようです。