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正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

日蓮の戒思想:3

「報恩抄」 「法華取要抄」 「法華行者逢難事」 「三大秘法抄」 の戒壇の部分を並べてみましょう。

★「答云、一は日本乃至一閻浮提一同に本門の教主釈尊を本尊とすべし。(中略)二には本門の戒壇。三には(中略)南無妙法蓮華経と唱べし。」(報恩抄)


★「答えて曰く、本門本尊与戒壇与題目五字也。」(法華取要抄)


★「天台・伝教宣之 本門本尊与四菩薩戒壇南無妙法蓮華経五字残之。」(法華行者逢難事)


★「戒壇とは、王法仏法に冥じ、仏法王法に合して、王臣一同に本門の三秘密の法を持ちて、有徳王・覚徳比丘の其の乃往むかしを末法濁悪の未来に移さん時、(中略)霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か。時を待つべきのみ。事の戒法と申すは是なり」(三大秘法抄)

上の3つについては日蓮の受持即持戒の考えに沿ったもので、これは法華経宝塔品「此の経は持ち難し 若し暫くも 持つ者は 我即ち歓喜す 諸仏も亦然なり 是の如きの人は 諸仏の歎めたもう所なり 是れ則ち勇猛なり 是れ則ち精進なり 是れを戒を持ち 頭陀を行ずる者と名く(見宝塔品)」が根拠と言えます。

ところが三大秘法抄のみかなり具体的で、戒壇建立の手続きまで記してあります。これについてこの遺文が登場した頃から偽書の疑いが持たれています。