正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

阿羅漢果について

日蓮の遺文でも阿羅漢のことについて、出てきますが、概ね小乗の悟りということで十大弟子の舎利佛を始めとして目連も、大迦葉もダメダメだそうです。

★「仏の御弟子になりて阿羅漢の身をへて三界の生をはなれ、三明六通の羅漢とはなりて候へども、乳母の大苦をすくはんとし候にかへりて大苦にあわせて候は心うしとなげき候ひしかば」(盂蘭盆御書)

なのですが、この三名六通は釈迦の修行法を果たした結果に得るチカラで三明とは、天眼(てんげん)宿命(しゅくみょう)漏尽(ろじん)。
六通とは、神境通(しんきょうつう)他心通(たしんつう)天眼通(てんげんつう)天耳通(てんにつう)宿命通(しゅくみょうつう)漏尽通(ろじんつう)のことです。

最後の漏尽通を除く5つを、五通と呼ぶこともあるようで、その力とは以下のようです。

◎神境通→機に応じて自在に身を現し、思うままに山海を飛行し得るなどの通力。
◎天耳通→ ふつう聞こえる事のない遠くの音を聞いたりする超人的な耳。
◎他心通→ 他人の心を知る力。
◎宿命通→自分の過去世(前世)を知る力。
◎天眼通( 死生智ししょうち)→一切衆生の過去世(前世)を知る力
◎漏尽通→自分の煩悩が尽きて、今生を最後に、生まれ変わることはなくなったと知る力。

で、こういうチカラを日蓮さんは「理根と通力に依るべからず」 とか言って否定の対象だそうですが、それを言いながら全く矛盾することも残しています。

「我が法も又此くの如し悪人・外道・天魔波旬(はじゅん)・五通等にはやぶられず、仏のごとく六通の羅漢のごとく・三衣を皮のごとく身に紆(まと)い」(神国王御書)

どれが本意というよりも、よく分かっていなかったんでしょう。そういう人を末法の本仏だとか言ってるのも、おかしな話です。