正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:北斎もいない

葛飾北斎(宝永10年(1760年 - 嘉永2年(1849年))は江戸本所(東京都墨田区)に生まれ、安永7年(1778年)に浮世絵師の勝川春章に弟子入りし、浮世絵をはじめ大和絵、洋画、狩野派など多彩な絵画技法を習得し、浮世絵では美人画をはじめ狂歌摺物、読本の挿絵、肉筆画など幅広いジャンルで作品を残している。

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有名な冨嶽三十六景『凱風快晴』なんですけど、この麓に大石寺があるんですが、北斎のような人は出てきませんねぇ。
北斎さんも大石寺が邪宗だ、ムゲン地獄だと呼ぶ他門流の法華信者でして、「法華仏教文化史論叢・葛飾北斎日蓮信仰」に依りますと北斎は外出の際には常に『妙法蓮華経、第二十八品「普賢菩薩勧発品」』の「阿檀地(アタンダイ)」を唱えていたそうです。

「阿檀地」というのは普賢菩薩法華経信者の身を惑乱から護るために説く呪文といわれてまして、法華経普賢菩薩品にはこう書かれている。


「この呪句が誰か偉大な志を持つ求法者の耳に聞こえる時、これは偉大な志を持つ普賢菩薩の加護であると知るべきである」

 

この呪文は実は法華経に説かれた末法日蓮末法ではなく、釈迦の滅後という意味)の心得としてそういう時期でも普賢菩薩が護ると誓願している経典箇所です。
こういう事は大石寺ではマズイので信者に教えないし、日蓮も薬王菩薩品の末法の箇所は引用しますが、普賢菩薩勧発品はシカトしています。

まぁ、それはともかく他門流信仰すると大石寺では頭破作七分だとかいうのですが、北斎のようなこんだけ時代、国を超えて賛嘆される浮世絵師の一人でも出してから言ってほしいですね。