正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:不飲酒戒くそくらえ?

大石寺では日蓮が酒を嗜んだので、末弟も大いに飲めとなったようですが、親しい古参正宗信者の言うところでは、今世で酒がだめな人は過去世で謗法をしたとかいうらしい(笑)

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酒自体が仏教僧の嗜むものではないのですが、その所以を初期の大石寺では無視か、無知かのどちらかだった可能性があります。

仏教では飲酒は修行の妨げとなるので禁じられていることは周知の事実であるが、 酒について述べている経典は、 出家僧の修行に必要な規律や、日常生活の規定を記した律蔵である。(杉田暉道氏) 

これらを大石寺などでは小乗の戒律だとすぐに却下するのですが、色々な経典にも飲酒することが人に様々な不利益をもたらすことが現れており、その過失を具体的に三十五ヵ条に渡って説いています。この三十五ヵ条のうちに重要なのは

「18番:不尊敬佛 仏陀を尊敬しなくなる」

「19番:不敬法 仏陀の教えを尊敬しなくなる」

「20 番:不敬僧 サンガを尊敬しなくなる」

となっていて、飲酒することで結果的に仏法僧の三宝を敬わなくなるという過失が現れるという次第になっています。大乗の祖と言われる竜樹菩薩も飲酒については厳しく定めています。

なぜ酒を飲んではいけないのか
酒は悟りの相を失って、身体を鈍らせて悪くする。
智慧の心は動揺し散乱し、自他に恥じることもない。
自心を制することがなくなって怒りを増し、歓びを失って家族を棄てる。
酒を飲むというのは、実際は死の毒をあおるのに等しい。
怒ることでないことに怒り、笑うことでないことを笑い、
泣くことでないことに泣き、ふるってはならない暴力をふるい、
語ってはならないことを語るのは、 狂人と変わりなく、
諸々の善功徳を消し去る。よって恥を知る者は飲まないのだ。(大智度論)

日蓮の文字曼荼羅にも竜樹菩薩は勧請されているそうですが、それを拝みながら文字曼荼羅の前に酒を置く行為は何かの自虐なんでしょうか?