正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:広宣流布ビジョン

大石寺では見果てぬ夢の広宣流布という夢を八百年近く夢想しているようです。

そんな時代が来るかどうかは、仏さんのみが知るところのようで、坊さんはずっとそう信じて何ら具体的なビジョンも打ち出さずに今まで来たようです。

◎ただをかせ給へ・梵天・帝釈等の御計(おんはからい)として日本国・一時に信ずる事あるべし、爾時(そのとき)我も本より信じたり信じたりと、申す人こそおほく(多く)をはせずらん(おわせずらん)めとおぼえ(覚え)候(上野殿御返事)

◎「日本・乃至漢土・月氏・一閻浮提に人ごとに有智無智をきらはず一同に他事をすてて南無妙法蓮華経と唱うべし、此の事いまだ・ひろまらず一閻浮提の内に仏滅後・二千二百二十五年が間一人も唱えず日蓮一人・南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経等と声もをしまず唱うるなり」(報恩抄)

◎「月は西より出でて東を照し日は東より出でて西を照す仏法も又以て是くの如し正像には西より東に向い末法には東より西に往く」(顕仏未来記)

◎「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや、剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし」(諸法実相抄)

こうした遺文を頼りとして、きっと実現するはずだ、という信念だけで来たのは立派なことなんですが、具体的に何がどうなるかというのはさっぱり書かれていません。唯一「如説修行抄」と「立正安国論」という遺文でこう触れています。

◎「法王の家人となし天下万民・諸乗一仏乗と成つて妙法独り繁昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨壤を砕かず、代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を各各御覧ぜよ、現世安穏の証文疑い有る可からざる者なり」(如説修行抄 」

◎早く一闡提の施を止め永く衆僧尼の供を致し・仏海の白浪を収め法山の緑林を截らば世は羲農の世と成り、国は唐虞の国と為らん、然して後法水の浅深を斟酌し仏家の棟梁を崇重せん。(立正安国論

この「羲農の世」というのが広宣流布した時のモデル地区、唯一のサンプルだそうで、しかも日本に出てきたモデルではなく中国の伝説で、伏羲と神農の世と言う意味だそうです、ともに中国古代のユートピアを指しているからややこしそうです。(続く)