正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:広宣流布ビジョン・2

さて昨日の「義農の世」ですが、これを大石寺では法華一乗の行き渡った仏国の出現としているだけで詳しくは述べていません。ところが邪法だ謗法だとする日蓮宗ではちゃんとオープンにしていて、研究成果を公開しています。

天地が開闢(かいびゃく)し人間が創造されたのち、太古の中国に帝王が登場した。はじめに、天皇(てんこう)氏、地皇(ちこう)氏、人皇(じんこう)氏が現れ、次いで有巣氏(巣をつくって木の実を食べることを教える)燧人(すいじん)氏(初めて火打ちをきり火食を教える)が出て人間生活は進化した。この人間社会は<三皇>によって一層進歩する。三皇とは、伏義(ふつぎ)、神農、黄帝のことである。(黄帝のかわりに燧人氏とする説もある。)

伏義は、犠牲をはらって動物の肉を煮炊きして厨(くりや)に満たした。人々にも人間生活の方法を教えた。易の八卦を考えて吉凶を占い、網をつくって魚や獣を捕まえる事を教えた。また妻である女媧(じょか)という女性神(黄土をまるめて人間を創造したと伝える)と一緒に婚姻の礼を定めた。


伏義は、風を姓とし「蛇身人首」で雷神の後裔ともいわれる神話の世界における人皇であった。その治世の時代には、自然の災害がなく地上の平穏が続いた。しかし、彼が死んで女媧の時代になった頃、水の神と火の神がケンカして大騒動となり、天の柱が倒れ地の網が切れてしまった。そこで災害が相次ぎ天地が傾いたので、女媧は懸命にこれをつくろい平安をたもつことに力を尽くした。しかし天地は西北と東南に傾いたまま元通りにならなかったという。

それから十五世紀を経て、神農が世を治めた。神農は炎帝と称される太陽神であり農業の神である。彼は、鋤をつくって耕作の方法を人々に教えた。いつも日光を注いでは穀物を豊かに実らせ、商業や医薬(仙術)も教えて生活を進歩させた。神農もまた、「牛首人身」といわれる神話の世界を統治した聖なる王であった。

これ読んだだけでも、大石寺法華経以外で説くところの教説以外は謗法だかんね、という論旨が見事に崩れています。
だって中国の神話を真に受けて開祖が勝手にごった煮して言ってるんですからね。ここは日蓮さんの中国カブレが見事に出ているところです。

それに中国皇帝が自分の地位と権威由来を過去に求めて(ほとんど捏造)潤色の極みのようなユートピア思想と法華一乗が行き渡るのと何の関係があるんですかね?(続く)