正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

神社は不拝の対象なのか【1】

この時期は初詣とかでどちらの神社も賑わっていますけど、大石寺系の信者さんは必ずと言っていいほど「謗法厳誡」で神社には行かないことになっています。

その理由は神天上法門というのがあって、法華一乗なのに方便の経典を所依とした教団があり、現在は謗法の国だから神は天上にあがって神社仏閣には悪鬼魔神が棲みついているという理論です。

★「国中守護の諸大善神、法味を喰(くら)はずして威光を失ひ、国土を捨て去り了んぬ。悪鬼便りを得て災難を致し、結句他国より此の国を破るべき先相と勘(かんが)ふる所なり。」(安国論御勘由来・文永五年)

★「此の国は謗法の土なれば、守護の善神法味にう(飢)へて社(やしろ)をすて天に上り給へば、悪鬼入りか(替)はりて多くの人を導く。仏陀は化をやめて寂光土へ帰り給へば、堂塔寺社は徒(いたずら)に魔縁の栖(すみか)と成りぬ。」(新池御書・弘安三年)

日蓮さんはこの論旨に沿ってずっと国家を諌めていたということになっていますが、日蓮の弟子となった御家人などは、これをまともに行っていたら不忠者となってしまいます。有名な御家人波木井実長さんとか南条時光さんとかですが、他にも地方豪族の千葉氏の行政官人であった富木常忍とか、父の四条頼員の代から北条氏一族の名越朝時・光時父子に執事として仕え、名越氏が信濃国伊賀良荘の地頭となると代官として赴任した四条左衛門尉(通称・金吾)もそうです。

これらの人が、自らが管領する神社や仏閣の保護を拒否したら仕事になりません。それは鎌倉幕府が定めた御成敗式目(貞永式目)があるので、トーゼン拒否など出来ない仕組みになっています、はい。