正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:近代の成果も無視

自分のところの説に合う学説はしれっと取り入れたりするのですが、真っ向反対なものは無視するのが大石寺教学の真骨頂、例えば末法なんて釈迦滅の年度がいい加減でも頑なに「末法だから末法なんだ」と訳わからんこと言っています。

よく引き合いに出すのが天台大師も遠く末法を恋い焦がれたといやつですね。

天台大師云く「後の五百歳遠く妙道に沾おわん」等云云 広宣流布の時を指すか(顕仏未来記)

ま、ぶっちゃけ言いますと天台大師の師匠の時代に中国では末法入りしてるんですね。天台の師匠である南岳大師は、自著文献で末法入りのことを558年に成立した「 南岳思禅師立誓願文」でちゃんと残してますから、日蓮さんの引用も矛盾しますよね。

正法従甲戌年至癸巳年、足満五百歳止住。像法従甲午年至癸酉年、足満一千歳止住。末法従甲戌年至癸丑年、足満一萬歳止住。入末法過九千八百年後、月光菩薩、出真丹国、説法大度衆生。満五十二年、入涅槃後。首楞厳経、般舟三昧、先滅不現。余経次第滅、無量寿経、在後得百年住。大度衆生、然後滅去、至大悪世。(立誓願文)

和訳しますと(釈迦が亡くなってから)「九千八百年のちに末法の時代がおとずれる。そのとき月光菩薩が中国に現れ、釈迦の教えを説いて、多くの人々を救いに導く。五十二年して世を去ったのち、『首楞厳経』( しゅりょうごんきょう)と『般舟三昧経』(はんじゅざんまおきょう)がまず消えてなくなり、ふたたび現れることはない。他の経典もしだいに消えてなくなる。『無量寿経』は世に出てから百年のあいだ多くの人々を導き、やがて消えてなくなる。それからあとは、ろくでもない世の中になってしまう」という感じ。

慧思は当時『妙法蓮華経』と『大品般若経』を根本とする教化に大蘇山で励んでいましたが、悪僧等の妨害に遭い世の混乱した世相と相俟って、いよいよ自らが危惧していた末法の世に入ったことを実感し、ということです。

まさか天台大師が師匠の書物を知らないとは思えませんが、最近ではこの書物偽書説も出されているので、正宗はそういう時だけ乗っかって、これは偽書だ!とでも言いそうですねw。