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正宗系観察日記

ウザい折伏を逆に伏せる(逆伏)ためのデータ記録

大石寺文化考:七代栄える供養?

日蓮正宗のカルト思想の一つに先祖供養というのが有ります。それはその家に生まれる因縁(悪縁、良縁を含む)というものは、過去の先祖から自分に引き継がれ、様々な善悪の影響が及び、自分の子供や子孫もまた善悪ともに巻き込んで影響を及ぼすことを言うようです。

「悪の中の大悪は、我が身にその苦を受くるのみならず、子と孫と末七代までもかかり候いけるなり。善の中の大善も、又々かくの如し。目蓮尊者が法華経を信じまいらせし大善は、我が身仏になるのみならず、父母仏になりたもう。上七代、下七代、上無量生、下無量生の父母たち、存外に仏になり給う。乃至、子息・夫妻・所従・旦那・無量の衆生三悪道を離るるのみならず、みな初住妙覚の仏となりぬ。故に法華経の第三にいわく。願わくは此の功徳を以て普く一切に及ぼし、我等と衆生と皆ともに仏道を成ぜん。」(盂蘭盆御書・真蹟一部存)

 
【この解説】生きている間の大悪は、生きながらその罰を受けるのみならず、自分の子供や孫、自分から見て七代までもがその影響を受ける。生きている間の大善もまた同様で、法華経を信じた目連尊者の大善は父・母(虜芯)までも成仏させた。法華経を信じることで上七代、下七代、先祖、子孫たちが成仏できる。

この盂蘭盆御書というのは真蹟が残ってるのですが説かれている思想は仏教とは言い難いものが混ざった遺文です。言うまでもなく印度に上七代、下七代、上無量生、下無量生などに及ぼす菩提パワーなどはなく、あくまでも自業自得が主体です。

この根拠となったのは『仏説盂蘭盆経』『十王経』であろうと推察されますが、残念ながら近年の文献学では『無量義経』『十句観音経』と同じく『仏説盂蘭盆経』等は、原典も印度になく、中国や朝鮮半島において漢文で成立した偽経(疑経)であること、つまり中国で土着思想に合わせて作られた経典であることがバレています。このあたりをもうちょっと突いてみましょうw。